大学生三人が出会いカフェに行ってみた話。前編
どうも~
出会いカフェって知ってますか?
そう、闇金ウシジマくんで出てきたやつ!
読んでねーよとツッコまないでくださいw
ちゃんと説明しますから~ってことで、今回は出会いカフェにどうして行ったのか、どんなものだったのかについて書いていきます。
事の始まり
冬の入りたてで、肌寒くなってきた日曜日のある日。
何もすることがなくて暇だと嘆いている、僕と同じ大学の友達A君とB君。
三人とも大阪出身でまだ東京を満喫していなかったので、三人で遊び先を考えた末、原宿に決定します。
原宿の竹下通りには行ってみたかったし、歩いて10分くらいで渋谷にも行けるという情報を聞いたので原宿に行くことにしました。
芸能人と会えることを期待しながら電車に揺られて、原宿到着。
目の前の竹下通りを見て三人とも、うひょ~と興奮しました。
竹下通りの看板の前で記念撮影をし、中に入って散策開始!
でも人が多すぎて前に進めないし、芸能人いないし、ほぼ女子向けの店ばかりで楽しめず撤退。
藤田ニコルくらいには会えるだろうという僕の考え方は甘かったようでした。(藤田ニコルに謝れ)
本命の原宿は期待はずれでしたが、渋谷がある。期待を込め、三人一行は渋谷に向かいました。
渋谷に着くと、まずハチ公前に行きましたね。
いろんなテレビ局の人たちがインタビューをしていたので、僕たちはインタビューされるために積極的なアプローチをしかけますが、全部無視されます。
インタビューされるのは諦めて渋谷を散策開始!
有名なところは全部巡り、気づけば時間は晩飯時。
とりあえず腹ごしらえを済ませ、再び歩き始めようとしますが、よく考えてみると「もう行くとこなくね」ということが発覚します。
ここで三人の意見がバラバラになります。カラオケに行きたいと言ったり、まだ散策しようと言ったり、帰ると言ったり。
このままではらちが明かない、そう思ったその時!
A君が近くの無料案内所(18禁)を見つけ、こう言いました。
「あっち系の店行かね?」
三人の意見はやっと一致しました。
出会いカフェ発見
意見が一致した三人は無料案内所に入り、中の人におすすめを聞くことにしました。
オススメを聞くと、近くに出会いカフェというものがあると言われます。
気になった三人は即、出会いカフェに向かうことに。
目的地に着きましたが、出会いカフェ自体なにをする場所か分からなかったので、とりあえず受付に出会いカフェについて説明してもらうことにしました。
出会いカフェとは、女性とのデートや会話を希望する男性に、そうゆう機会を提供する場所です。男性はマジックミラー越しで女性を眺めて、気になる女性がいたら、その女性と直接話していただいて、気に入ったならその女性と外で食事やデートができます。
みたいな感じの説明を受けました。
聞く限りヤバいやん。
三人は行くことにチキり始めました。
ついでに料金も聞くことにしました。
料金は入会金5000円で、選んだ女性と遊ぶとその女性にデート代5000円。最低でも1万円はかかります。
バイトをまだやってなかった三人には迂闊に手を出せる値段ではありませんでした。
でも話し合いの結果がジャン負け一人が行くことにしました。
ジャン、ケン、ポン!!
中へ、いざ出陣!
僕は負けてしましたw
負けてしまった僕は何も言わず受付に5000円支払うと、残りの二人も5000円を支払ってくれました。
さすがに一人で行かすのは可哀そうだと二人は言ってくれ、結局三人で中へ入ります。
中に入ると説明通りマジックミラー越しに15人くらいの女性たちが見えました。
女性たちは見られているのは分かっていると思いますが、平然と携帯を触ったり、雑誌を読んでたりしていました。指名される気がないのか口を開けて爆睡してる女性もいましたw
その女性たちをじろじろ見て、品定めをしているまじでキモイおっさんたちが複数人いました。
僕たち三人は初めて味わう、この異様な光景に圧倒されて何もできずにいました。そんなとき、A君が行動を起こします。
金を払ってまでここまできたのに何もしないのは勿体ない。そう言い、A君は女性を一人選んで、話し合いをするために申請用紙みたいなやつに簡単な自分のプロフィールを書き始めました。
僕とB君もそれに釣られて、女性を選んでプロフィールを書き始めました。僕の選んだ女性は、美形で大人びた感じの女性でした。
申請用紙を店の人に渡すと、すぐに話し合いの準備が始まりました。
僕は小さな個室に移動させられ少し待っていると、僕の選んだ女性が入ってきました。
小さな個室に女性と二人っきり。自分の年=彼女いない歴の僕は女性耐性がなく緊張しまくり。
先に話しかけてくれたのは女性の方からでした。
まず何歳か聞かれ、答えてそこから軽く雑談をし、緊張もだんだんほぐれてきたときにある質問をされます。
ノリで来ちゃったのでとくに理由がなかった僕は素直に「ノリで来てて、デートする気とかもないです。」と答えました。
すると、「大学生なんだからこんな場所来ないで大学で女の子見つけな。」とド正論をかまされました。
それから「私、夜の仕事をメインでしてるんだけど、あんまり興味ないよね?」と聞かれました。
僕の心はめちゃくちゃ揺らぎましたが「だ、大丈夫です。」と断らせていただきました。
そのまま会話は終わり、元の場所へ戻るとほかの二人も終わっていてそこで合流しました。
三人ともデートすることなく帰ろうとすると受付の人が出てきて「今日あんまりいい子そろってないんだよね。本店ならお目当ての子がいるかも。」と話しかけてきました。
本店ってなに、ここよりいい子おるん。
行くしかないやん。
三人は場所を聞き、本店に向かい始めました。…後編に続く